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【ルームツアー】
我が家のキッチン収納

こんにちは!iina homeの松田愛(まつだあい)です。

今日は我が家のキッチンをブログでルームツアー! キッチンは収納するものの種類も数も多くて、毎日頻繁に使う場所だから散らかりやすいですよね。そこで、収納場所を決めるときのポイントや実際の写真を載せて、どんな風に使っているのか?参考になればとまとめてみることにしました。では早速ご紹介したいと思います♪

我が家のキッチン収納について

システムキッチン

Panasonicラクシーナのシステムキッチンを使用しています。キッチン側はコンロ下・シンク下・食洗機下の引き出し収納、リビング側はプッシュ式の扉収納があります。


背面収納

タイル壁がお気に入りの背面収納。上から順番に、吊り戸棚・飾り棚・無印良品の家具(食器棚として利用)があります。


パントリー

リノベーションの際、入って右側に奥行き60cmの可動棚を設置してもらいました。オーブンレンジや食パン、製菓用品やストック調味料を収納しています。下段はスペースを空けてキャスター付きワゴンなどを使っています。掃除も楽ちんです。

我が家はリノベーションを依頼するときに、キッチンを中心にした部屋作りをお願いしました。それもあって、対面式のオープンキッチンで収納も賃貸に比べるとたくさんあるかもしれません。しかし、ここに引っ越す前はとても小さなキッチンでやりくりしていました。場所は違えど、収納の考え方は基本的に同じです。下記でそのポイントをお伝えしたいと思います。

毎日使うものから定位置を決める

デイリー使いしている食器やキッチン道具は、出し入れする回数が最も多い持ち物。例えば毎日3食ご飯を食べているなら、茶碗を朝・昼・晩と1日3回、1週間で21回繰り返し出し入れしていることになります。そこで、ポイントに沿って定位置を決めてみましょう。

POINT.1 動線は最短距離にする

毎日使う・2〜3日に1回は使うモノは、出したり、使ったり、洗ったり、収納したり…の繰り返しがとても多いもの。だから、収納する場所を決めるときは最短距離を目指しましょう。リノベーションする際に意識したことは、シンクとダイニングテーブルの距離でした。ここを最短距離(隣同士)に配置できたことで、食後の食器洗いハードルがぐんと下がります。そして家族も食べ終わった後に食器を運んでくれるので、ダイニングテーブルをすぐ綺麗にできる習慣がつくられました。シンクで予洗いした食器はそのまま食洗機へ。翌朝、食洗機から食器棚へ戻すだけなので汚れモノが溜まり続ける悪循環を予防することができています。

POINT.2 収納するときのアクション数は少なく

おおよその定位置が決まると、次はどんな収納スペースにするか?をイメージしてみます。

使う頻度が高いものなら、なるべく出し入れのストレスから解放されたいですよね。そこで重要になってくるのが「アクション数」です。アクション数とは、使いたいモノを取り出すまでに必要な動作の数のことです。「①引き出しを開ける②開ける」なら2アクション、「①オープン棚から手に取る」なら1アクションということになります。

残念ながら何でもかんでもアクション数を少なくすることはできないので、使用頻度の高いモノから優先的に、少ないアクションで取り出せる場所に収納しましょう。

見せる収納と隠す収納を使い分ける

見せる収納で大切にしたいポイントは、毎日使うものほど見せる収納エリアに戻すということ。

我が家なら、朝食やお茶タイムに使うコップ類、調理中に使うキッチンばさみや鍋敷をここに収納しています。

使用頻度の高いモノほど、パッと手に取れる位置に収納しましょう。すると先ほどお話した“アクション数”も少なく済みますし、ストレスフリーになります。

ここで注意したいポイントは、見せる収納の割合。失敗したくなければ、全体の1〜2割程度を見せる収納にすることをオススメします。というのも、見せる収納の範囲がたくさんあると、生活感が出やすい、ごちゃごちゃして見える、視覚情報が多すぎて選ぶときに疲れる…などのデメリットが出てくるからです。

我が家では、飾り棚+左側の吊るせるバー収納のみを見せる収納スペースと位置付けています。

一方隠す収納で気を付けるべきポイントは、収納する際に大まかなカテゴリーを決めておくこと。隠す収納のデメリットと言えば、どこに何を収納しているのか持ち主本人もわからなくなってしまい、長年使われない状態になることです。

我が家では、吊り戸棚は比較的軽いモノ・使う頻度の少ないモノを収納

下の家具は、毎日使うモノ・重たいモノ・割れやすい食器類を中心に収納しています。

こうすることで、取り出しやすくしまいやすい収納になるのと同時に、使用頻度の低いモノもざっくり場所が決まっているので年に1〜2回使うタイミングですぐに取り出せるというわけです。

調理道具は火のモノ・水のモノで分けて収納

システムキッチンの収納を考えるとき、一番大切なのは「火のモノ・水のモノで分けて収納する」ということ。

例えば、コンロ周辺で使う鍋・フライパン類、菜箸やお玉などの調理道具は火のモノ

レタスを洗う時に使うボウルやザル、食材を切る時に使う包丁やまな板は水のモノとカテゴリーを作ります。

火のモノはコンロ下、水のモノはシンク下に収納することで、わざわざ歩かなくても手を伸ばすだけで取り出すことができるのです。この法則に従って調理道具を収納し、毎日の調理時間もぜひ時短しましょう。

食洗機と食器棚は最短距離

これはお家づくりをする際に必ず実現したかったことの1つです。食洗機から一歩も動かずにコックピットのごとく収納できるので、本当に実現できてよかった!

毎日繰り返し行う家事というのは、マイナスを0に戻す作業だと考えています。マイナスを0に戻す作業は単純でありながら、沢山の種類と数があるので掛け算のように倍々で負担を増やしてしまいます。キッチン収納に限らずですが、整理収納とはこの負担を生活のカタチに合わせて減らす仕組み作りをするようなものだと捉えています。

マイナスを0に戻す作業を少しでも軽く減らして、プラスを作る家事や家族との時間、自分だけの時間を楽しめるようにご提案できればと考えています。

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