※MUJI staffによる無印良品の商品紹介を一部含みます
こんにちは!iina homeの松田愛(まつだあい)です。
子どもが片付けをしてくれないから、床一面おもちゃで散らかっている…というお悩み。すごくわかります。特に朝の余裕がない時にやられてしまうと、親としてはイライラ…しかし、片付けられない原因は子どもではなく、もしかすると環境のせいかもしれません。1日に何回も子どもに「片付けをしなさい」と言わなくても、子どもから片付け習慣を身につけてくれる6つの方法を今日はご紹介したいと思います。
1.声かけのタイミングを決める
1日に何回も「片付けをしなさい」と言っていると、効果も薄れてしまいます。親としてもそんなに言いたくないし、子ども自身も言われていい気持ちはしないでしょう。
そこで、1日で声かけするタイミングを決めてしまいます。
我が家では夕食前、お風呂前、夜寝る前。それ以外は基本言わないようにしています。例えば「ごはんの時間だから、一緒にお片付けする〜?」「そろそろ寝る時間だから、お片付けしてくれるかな〜?」と、友達をあそびに誘うような感じで声かけをします。
生活リズムに組み込むことで、子どももごはん・寝る前などは片付けをして綺麗にするんだなと理解できるようになります。
もちろん日によってやってくれる時もあれば、動いてくれない時もあります。そんな時は焦らず、子どもが乗り気になってやってくれたら思いっきり褒めてあげてください。子どもの性格によってももちろん差はあるので、無理強いはせずゆったりとした気持ちで声かけしてみましょう。
2.それ以外の時間は思いっきり散らかしても怒らない
思いっきり散らかすのは、自分の引き出しをたくさん作っている証拠です。大人から見るとただ無作為に散らかしているように見えても、実は実験を繰り返していたり、次から次へと興味関心が移り変わって経験を積み重ねている最中かもしれません。
子どもの安全を配慮しつつ、危険がなければ自由に遊ばせてあげましょう。
散らかしているのを見てイライラするのであれば、おもちゃを1軍・2軍に分けるという方法もあります。1軍は子どもが出し入れできる場所に、2軍は押入れやクローゼットに収納しても構いません。たまに2軍のおもちゃと入れ替えることで、新鮮な気持ちで遊ぶことができます。
子どもがすぐ出せるおもちゃの量を工夫することで、パパママの限界を知ることができます。どれくらいの量を散らかしたらイライラしてしまうのか把握できるようになると、ストレスに感じることも減るはずです。
3.簡単な収納にする
大人でも収納のアクション数が多いと、片付けるのが億劫になります。例えば、家具の扉を開ける▶︎収納ボックスを出す▶︎蓋を開ける▶︎ようやく使いたい物が出せる、となると取り出すまでに3アクション・片付けるのにも3アクション必要になります。アクション数が増えるほど散らかりやすくなるという訳です。
「収納はシンプルに、簡単な方法で」が鉄則です。棚に置くだけ、かごに入れるだけ、大人の手を借りずに片付けできる収納か?をよく観察して、検討してみてください。
4.子どもの動線に収納をつくる
子ども部屋におもちゃ収納をつくることが間違っているわけではありません。しかし、それがベストな収納場所なのか?一度疑問を持ってみてください。例えば、子どもがまだ幼くてリビングで過ごすことが多いのであれば、リビングにおもちゃ収納をつくる。絵本は親子で夜寝る前に読むことが多いのであれば、寝室の近くに絵本収納スペースを作る。子どもの動線を観察して収納スペースをつくることで、散らかってもすぐ片付けられる環境が手に入ります。
5.片付けやすい収納を先につくっておく
子どもが集中できる時間は、未就学児~小学校低学年の場合は「年齢プラス1分」程度、高学年から中学生でも「15分」ほどといわれています。 子どもは長時間集中することができないので、やるべきことは5分から10分くらいでできそうな分量に小分けにするのがコツです。このことから、子どもが片付けに使うベストな時間は5分以内とします。すると、子どもが5分・10分と片付けに時間がかかってしまうなら収納自体を改善すべきかもしれません。量は多すぎないか?子どもが戻しやすい簡単な収納か?観察してみて、問題があれば改善してみましょう。
6.1年に1回、クリスマス前に断捨離
子どもの成長と共におもちゃは増え続けます。中には使わなくなったおもちゃや、飽きてしまったおもちゃもあるはず。そこで、1年で1番おもちゃが増えるシーズン前に親子で断捨離イベントをしましょう。
1年で1番おもちゃが増えるシーズンとは、ずばりクリスマス・お正月です。例えばクリスマス、パパとママからのプレゼント、サンタさんからのプレゼント、祖父母からのプレゼント…と考えただけでもおもちゃの収納スペースはパンクしてしまいそうです。新しいおもちゃが入ってくる前に、子ども自身も見直す習慣をつけることで、毎年新しいおもちゃを気持ちよく迎えることができるようになります。
方法は簡単。親子でおもちゃのいる・いらないを1個ずつ仕分けるだけです。いらないおもちゃは壊れてしまって使えなかったり、成長と共に対象年齢が過ぎてしまったり、好みが変化して遊ばなくなったものが当てはまります。これらはリユースの寄付・リサイクルショップでの買取・フリマアプリでの出品などを活用しながら手放しましょう。
まとめ
子どもの片付け習慣は、子ども自身が原因ではなく環境づくりで解決するかもしれません。
では本日のおさらいです。
子どもの片付け習慣をつくる方法6選
- 声かけのタイミングを決める
- それ以外の時間は思いっきり散らかしても怒らない
- 簡単な収納にする
- 子どもの動線に収納をつくる
- 片付けやすい収納を先につくっておく
- 1年に1回、クリスマス前に断捨離
「片付けなさい」と口すっぱく言わないためにも、ぜひこれを参考に見直してみてくださいね。